「麗峰伊吹」~小倉羊羹です

藤本屋

2016年01月19日 18:03


「駅を下りて伊吹山を見ると、ああ長浜に返って来たなあって、思うんだ。」


これは、私がまだ小学生の頃、長浜に帰省した叔父が言った言葉です。

どういうなりゆきだったか忘れましたが、人見知りの私が叔父を長浜駅まで迎えに行ったことがありました(父か姉が一緒だったのかもしれませんが)。駅を出てすぐ遠くを見やり、叔父が都会の言葉でこう言ったのを今でも覚えているのです。

叔父は、父とはだいぶ年の離れた弟なので、当時まだ20代後半か30代前半くらいだったでしょうか。故郷を遠く離れて暮らしていた叔父にとって、伊吹山はなつかしい故郷のシンボルだったのでしょう。あの時のまだ若い叔父の眼差しと、伊吹山の面差しを、今もなぜだか時折思い出すのことがあります。ちょうど今日今朝のように、上だけ白く雪をまとった、とても美しい姿でした。

小倉羊羹「麗峰伊吹」


当店自慢の小倉羊羹「麗峰伊吹」です。竿ものです。

 一本 700円です。

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