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2018年11月01日

木葉月

ハガキをいただきました。

結びに「平成30年 木葉月」とありました。

「木葉月?」 風流な名前に魅かれます。恥ずかしながら、はじめてききました。


調べてみると「神無月」の別名、とありました。それだけしかわかりません。

木の葉の月、つまり紅葉の美しい月という意味なのでしょうか?

それとも、枯葉の舞い散る月という意味なのでしょうか?

どちらも違う??

今は紅葉といえばおおかた11月に入ってからですが、温暖化の進む前は10月にはすでに全国的に紅葉が始まっていたのかしらと、一昔前を想像したりしてみます。

そしてやがて木枯らしが吹いて赤や黄色いじゅうたんに…。きれいですね。


枯葉といえば、こんな思い出があります。

子供たちがまだほんの小さな子供だった頃のこと。近くの公園に行きました。すると、ものすごい風が吹いて、木の葉がうわ~っと一気に舞い落ちてきたのです。ざざざーっという音と共に、それはものすごい勢いで。すると、子どもが泣くんです。私にしがみついて。こわかったんでしょうね。
上を見上げてみると、木の葉がいっせいに自分を目がけて降ってくるようでした。

子どもの感受性にびっくりしました。そしてちょっぴり笑ってしまいました。






木の葉を形どったお菓子たちです。

もうじき、木の葉の季節がやってきます。
  


Posted by 藤本屋 at 21:32Comments(0)ひとり言