2019年09月04日
上生菓子「着せ綿」
上生菓子「着せ綿」
九月九日は菊の節句なのですが、これはあまり一般的に知られてはいません。
菊の節句、別名を重陽の節句とも言います。
平安時代に中国から入ってきた行事だそうです。
朝、菊の花びらについた露を綿にしみこませ、その綿で顔をぬぐうと老いが去り不老長寿がかなえられるという言い伝えがあり、
その綿の事を菊の花に着せる綿、着せ綿と言ったそうです。
日本には五つの節句があるのをごぞんじですか?
まず、1月7日(七草の節句)、3月3日(桃の節句)、5月5日(菖蒲の節句)、7月7日(笹の節句)、そして9月9日(菊の節句)。
以上、どれも植物の名前がつけられていますが、その月日に注目するとすべて奇数であることがわかります。
古来よりなぜか、奇数は縁起のいい数字、偶数は縁起のよくない数字、とされていたそうです。で、その縁起のいい数字の中でも
一番大きい数字の9月9日はとても大事な節句とされてきたようなのですが、ちょうどこの季節が農繁期でみなさん忙しかったのでしょう、だんだんと菊の節句は忘れられていき、今でも菊湯につかったり菊酒でお祝いというところはごく少ないのではないでしょうか。
平安時代に思いをはせて、優雅に菊のはなびらを浮かべた菊酒で秋の夜長を過ごすのもいいかもしれませんね。
お知らせです。
今年の十五夜は9月13日(金)です。
お月見だんごを12、13日と販売いたします。
上生菓子 1個180円です(要予約です)
ホームページはこちらです。
長浜駅前通り(駅から徒歩5分) 御菓子司 藤本屋
☎ 0749(62)0804
九月九日は菊の節句なのですが、これはあまり一般的に知られてはいません。
菊の節句、別名を重陽の節句とも言います。
平安時代に中国から入ってきた行事だそうです。
朝、菊の花びらについた露を綿にしみこませ、その綿で顔をぬぐうと老いが去り不老長寿がかなえられるという言い伝えがあり、
その綿の事を菊の花に着せる綿、着せ綿と言ったそうです。
日本には五つの節句があるのをごぞんじですか?
まず、1月7日(七草の節句)、3月3日(桃の節句)、5月5日(菖蒲の節句)、7月7日(笹の節句)、そして9月9日(菊の節句)。
以上、どれも植物の名前がつけられていますが、その月日に注目するとすべて奇数であることがわかります。
古来よりなぜか、奇数は縁起のいい数字、偶数は縁起のよくない数字、とされていたそうです。で、その縁起のいい数字の中でも
一番大きい数字の9月9日はとても大事な節句とされてきたようなのですが、ちょうどこの季節が農繁期でみなさん忙しかったのでしょう、だんだんと菊の節句は忘れられていき、今でも菊湯につかったり菊酒でお祝いというところはごく少ないのではないでしょうか。
平安時代に思いをはせて、優雅に菊のはなびらを浮かべた菊酒で秋の夜長を過ごすのもいいかもしれませんね。
お知らせです。
今年の十五夜は9月13日(金)です。
お月見だんごを12、13日と販売いたします。
上生菓子 1個180円です(要予約です)
ホームページはこちらです。
長浜駅前通り(駅から徒歩5分) 御菓子司 藤本屋
☎ 0749(62)0804
Posted by 藤本屋 at 11:15│Comments(0)
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