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2016年02月04日

上生菓子「下萌え」

季節は四つに分けられていますね。

ところが日本には、これを更に六分割した二十四節季というものがあります。

(ちなみにさらに三分割した七十二節季というものもあるそうな。はじめて聞きました。調べてみると、四字熟語のような難しい言葉が並んでいて、とうてい覚えきれません。)


さて、今日は立春です。年の一番初めにやってくる二十四節季の中のひとつです。

立春とはいえまだかなり寒くて、あさってあたりはまた雪がちらつきそうな湖北の天気予報です。

が、今日は立春らしく、ちょっと春を思わせてくれるお菓子のご紹介です。


上生菓子「下萌え」

上生菓子「下萌え」

雪の下から淡い緑色の新芽が萌え出てくる様子を表しています。


「春日野の下萌えわたる草のうえにつれなく見ゆる春のあわ雪」 権中納言国信

意味はわかりません。でも、情景は浮かんできます。少しせつない歌なのでしょうか…。


上生菓子は予約制になります。

一個 170円です。

☎ 0749-62-0804

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Posted by 藤本屋 at 17:44│Comments(1)上生菓子
この記事へのコメント
立春も過ぎたばかりなのに
今日は暑すぎる おこないさんで、
いつもならみんなが近寄る御焚火を
遠巻きにする珍しい光景でした。

今、東京茗荷谷の一幸庵という和菓子屋さんを
テレビで放送していましたが、
穏やかな わらびもちが、あんな力仕事とは
知りませんでした。
Posted by 夕月 at 2016年02月14日 23:49
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