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2017年07月05日

ネガティブ・ケイパビリティー

今日はお菓子とは全く関係のない話題ですが…。


「ネガティブ・ケイパビリティー」という言葉を聞いたことがありますか?

「答えの出ない状態に耐える力」といことだそうです。この本に教えてもらいました。

ネガティブ・ケイパビリティー


著者の帚木蓬生(ははきぎほうせい)さんという方は、小説家であり、精神科医。

この本の初めの方は、このネガティブ・ケイパビリティーの成りたちや個人に向けての効能(?)等の紹介ですが、中盤からは、今の日本の教育現場にはポジティブ・ケイパビリティ(すぐに結果に結びつけようという方向性)が主だから云々…の話があり、そして終盤になると、政治家や国家のネガティブ・ケイパビリティが足りない…という話まで。多岐にわたって興味深かったです。


中でも、この一節が印象的でした。

「平和を維持するには、偽政者は特に、そして国民ひとりひとりが、ネガティブ・ケイパビリティを発揮しなければならないのです。」

興味のある方は是非読んでみて下さい。




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Posted by 藤本屋 at 15:58│Comments(0)ひとり言
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