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2017年08月21日

晩夏


晩夏

昨日、この花が一気に花開きました。「玉すだれ」というそうです。


ずいぶん前にご近所の方から株分けしてもらったこの花、毎年どんなに枯らしても、わきから緑の新しい葉っぱがはえてきて、この時期にはきちっと花を咲かせてくれます。

本当に毎年三日と狂いなくこの時期なのです。すごいなあと感心します。


暑い暑いと言ってはいても、ちゃんと花は咲く時期を知っているし、もうじき一週間もすればコウロギが鳴き始めるだろうし、雲はごっつい入道雲から、ふわふわとした秋の雲に様変わりするし、自然界は着実に秋に向っているのですね。


そろそろ当店の和菓子も秋のものに変わります。


行く夏を惜しんで読まれた句をひとつ

「遠くにて水の輝く晩夏かな」 高柳重信

少し入り時間の早くなった夕日に輝く琵琶湖を連想します。



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Posted by 藤本屋 at 13:01│Comments(0)ひとり言
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